慶應義塾1999年三田会 Keio 1999 Mitakai

卒業25年記念事業

募金趣意書

 慶應義塾には、卒業 25 年目の塾員の結束を再確認する伝統行事があります。1999年に卒業した私たちおよびアイデンティティ会員(※)は、2024年に卒業25年を迎えるにあたり、①卒業式への招待(2024年3月25日開催予定)、②大同窓会の開催(2024年3月24日予定)、③記念イベントの企画・運営、④寄付の募集(2024年3月末日まで)の4つの行事に取り組み始めました。これらの行事には、後輩たちの門出を祝福するとともに、現役学生・研究者への金銭面での支援をし、また同期との絆を深めることで、慶應社中の輪を広げるという目的があり、その伝統は1953年から脈々と受け継がれています。

 少子高齢化、気候変動、格差の拡大、IT化、グローバル化や多様化の推進等、現代社会は人類未曾有の課題を多く抱えています。慶應義塾には「自我作古」という言葉があります。「これから自分が為さんとする事は前人未到の新しい分野であるけれども、予想される困難や試練に耐えて開拓に当たる」という意味です。難局に直面する時代だからこそ、今まで以上に幅広い視野で、共生社会を担い、主体的に世の中を導いていくリーダーシップを持った人材を育てることが慶應義塾には求められています。

 また、新型コロナウイルスは収束に向かっていますが、実体経済は過去3年大きな影響を受けてきており、現役学生においては経済的に困窮し不本意ながら学業が継続できない者が例年以上に増えることも想定されています。また、財政的な理由から学術活動が思うように進められない研究者も出てくるでしょう。しかし、私たちが慶應義塾の伝統である社中協力の精神のもと、お互いを支え合うことができれば、この難局を共に乗り越え、新たな時代を切り拓けるはずです。

 1999年三田会としては、「自我作古」の精神を以ってこれからの時代を切り拓いていく学業(業績)・人物ともに優れた塾生および研究者を経済面から支える目的で、①ダイバーシティ事業支援、②先端教育、③奨学制度のための寄付を行いたいと考えています。1999年に卒業された皆様およびアイデンティティ会員の皆様におかれましては、このための募金活動の趣意にご理解とご賛同をいただき、可能な範囲でのご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

(※) 様々な理由により他年度の卒業となった方、修学年数が他学部と異なる医学部・看護短期大学卒業の方、他校へ移られた方、特選塾員になられた方などで、1999年三田会に愛着をもっていただく方に、「アイデンティティ会員」として参加いただく制度です。

1999年三田会卒業25年記念事業実行委員会

実行委員長 末吉里花

寄付事業委員長 井上浩樹


■募金要項

【用途】

1999年三田会の募金活動は次世代の学びを支えます。今回お願いする寄付は学習環境整備や奨学金の資金として活用されます。私たちの社中協力の輪を広げるにあたり、以下の寄付先への資金援助を目的とします。

①   慶應義塾ダ イバーシティ事業支援資金

SDGsが示す「誰一人取り残さない」未来像を目指し、社会の先導者の育成において、ワークライフ・バランス、バリアフリー、ダイバーシティの三つの視点から支援に取り組む協生環境推進室をサポート支援する資金です。

協生環境推進室の取り組みはこちら

②    慶應義塾教育充実資金

先進的な研究活動や国際交流などを含めた先端教育への取り組みを加速させるために幅広く活用され、先導者としてグローバルに活躍できる人材育成をサポート支援する資金です。

慶應義塾教育充実資金のご紹介

③ 1999年三田会記念大学奨学金

例年の年度三田会記念奨学金では、学業に励む学生に1人あたり50万円の給付型の奨学金の給付を行っています(給付型)。学生の学びをサポート支援する資金です。

【募金期間】2023年5月13日(土)~2024年3月31日(日)
(1999年三田会の募金サイト公開予定日:2023年5月13日(土))

【募金目標額】2,000万円

【募金対象】

1999年三田会会員およびアイデンティティ会員
ただし、公職選挙法等の法令により寄付が禁止されている方は、寄付募集の対象外とさせていただきます。

【募金金額】

 ① 個人名義 1口10,000円
(できましたら3口以上のご協力をお願いいたします)

法人名義 1口50,000円
(できましたら2口以上のご協力をお願いいたします)

 【記念タンブラー贈呈】

3万円以上のご寄付を頂いた方には、1999三田会卒業25周年記念事業限定タンブラーを贈呈いたします。

【寄付方法】

①    クレジットカード決済での払込み
個人名義の寄付はクレジットカード利用のみとなります。ご利用いただけるクレジットカードは以下のとおりです。なお手数料等はかかりません。

必ず下記の1999年三田会専用の寄付申込ページからお手続きください。(慶應義塾に直接お申し込みいただきますと、卒業記念寄付金として認識ができません)クレジットカードはご本人名義以外でのご利用はできません。なおお支払い回数は、一回払いのみとなります。決済後のご変更・ご返金等は原則としてできません。寄付金は、通常のカード利用と同様にご指定の口座より振り替えさせていただきます。 振替日は各カード会社より送付されるご利用明細でご確認ください。
 

② 銀行振込での払込み(法人名義でのご寄付の場合のみ))
法人名義でご寄付をされる場合は1999年三田会事務局(info@1999mitakai.org )宛にご連絡ください。事前に1999年三田会の担当者が法人様へご説明をいたします。その後に銀行振込を経てご寄付のお申し込みを受け付けいたします。

 

【ご芳名掲載】

『三田評論』誌上および1999年三田会Webサイトに後日ご寄付いただいた皆様のご芳名が掲載されます。掲載を希望されない方は、寄付申込みページのシステム上で「掲載不可」をご選択ください。

 

【領収証の発行と寄付金控除】

(1)寄付申込ページよりご寄付いただきました寄付金は1999年三田会で取りまとめたのちに、学校法人慶應義塾に全額を送金します。そしてそれぞれの使途目的に従って、学校法人慶應義塾の管理の下で使用されます。

(2)慶應義塾に対するご寄付は、特定公益増進法人(特増)に対する寄付金として、確定申告をすることにより税法上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。確定申告をする際に必要な領収証と証明書(写)は、後日に慶應義塾から郵送されますので、確定申告の際にご利用ください。

(3)慶應義塾が発行します領収証は、1999年三田会から慶應義塾へ送金されたあと、寄付申込ページのシステム上で指定したご住所へ送付します。なおお申し込み・ご決済いただいた寄付金は、収納代行業者から毎月月末を期日として1999年三田会に入金され、その後慶應義塾に全額を送金しますので、領収証発行日は、クレジット決済完了日ではなく、その翌月に1999年三田会から慶應義塾に送金した着金日となります。なお2023年11月末日までにお振込いただいたものは、2023年分の寄付金控除(2024年2~3月の確定申告)にご利用になれます。2023 年 12 月 1 日以降、2024年 3 月末日までにお振込みいただいたものは、2024年分の寄付金控除(2025年2~3月の確定申告)にご利用になれます。

【参考】寄付金控除の詳細については、慶應義塾基金室のホームページをご覧ください。

【会計報告等】

募金期間終了後に1999年三田会Webサイトでご報告いたします。

 

 

1999年三田会 卒業25年記念事業実行委員会事務局
〒162-0832 東京都新宿区岩戸町17 ㈱文英堂内
TEL.03-3269-4231 info@1999mitakai.org
受付時間:9:00~16:00(平日)